Q.まつげエクステをしていると自まつげは痛みますか?

A.女性たちの間で大流行しているまつげエクステ、ここ数年で知名度も高まり、実際に試し始めている女性も増えているようです。テレビの中に映るタレントや女優などにも愛用者は多く、アップにされた顔を見ると、長く美しいまつげが芸能人たちの魅力を増しているのが良くわかります。

このまつげエクステは、自まつげに専用の接着剤を使って、人工毛を貼りつける最新のまつげ美容法で、つけまつげと違って水では取れないため、毎日つけかえる必要もなく、メイクがとても楽になるというメリットがあります。しかし施術後の取り扱い方次第では、接着力が強いということがかえって逆効果になり、自まつげが抜けたり切れたりするという問題点が取り上げられるようになっているようです。

これは、まつげエクステが自まつげを痛ませるということではなく、扱いが乱暴だとまつげが抜けてしまうということで、目をこすったりまつげを引っ張れば、まつげエクステをつけていなくても抜けたり切れたりすることは避けられません。人工毛をつけたまつげが抜け落ちるのは、いわば当たり前のことで、まつげも毛周期に合わせて生え変わりが行われているので、特別な刺激を与えなくても時期が来れば抜け落ちるのです。

自まつげが痛むのは、やはり外からの摩擦が大きな要因で、かゆみなどで目をこする癖のある人、クレンジング時などにまつげを強くこすったり引っ張ったりする人、就寝時の姿勢で寝具に顔を押し付ける人、メイク時の強力なマスカラやビューラー、つけまつげなどによるもの、こういった強い刺激が原因であることがほとんどなので、まつげエクステを装着した状態でも、これらを回避できれば自まつげが痛むことはありません。

と同時に、こういった注意点が、施術後の美しい状態を長く持たせるコツであるとも言えるので、エクステをつけてもすぐに取れてしまうという方は、生活習慣を見直して見てはいかがでしょうか。そして、扱いが慣れずにどうしても頻繁に抜けてしまうようであれば、その部位のまつげは少しお休みさせて、健康で丈夫な毛に育つまではエクステをつけないことが大切です。

隙間が気になるからと、せっかく生え始めたまつげに無理やり装着してしまうと、耐久力がないためすぐにまた抜け落ちてしまいます。これを繰り返してしまうと、毛根自体が弱ってしまうため、最悪の場合生えにくくなってしまうこともあり、そうなるとエクステを楽しむこともできなくなってしまいます。